紫外線対策の第一歩は紫外線を知って効果的に行う事が大事

紫外線日差しから身を守ることは、皮膚だけではなくて、様々な病気のリスクから身を守ることになります。一年を通じて大切なことです。なるべく日陰にいるようにしたり、シャツや日焼け止めのクリームなど(SPF15以上)を使って保護しましょう。

紫外線(UV)は、太陽や日焼けマシンなどの人工的な放射源から放出される非イオン化放射線の一種です。紫外線は、ビタミンDを生成するなど、人間にとって有益なものですが、一方で健康被害をもたらす可能性もあります。

自然界に存在する紫外線は、太陽を源にしています。そのほかに人工的なものとしては、日焼けマシンや街角にある水銀灯やハロゲンがあります。蛍光灯や発熱電球も紫外線を発します。

紫外線にはどのような種類がありますか?

紫外線は主に紫外線A(UVA)、紫外線B(UVB)、紫外線C(UVC)の3種類に分類されます。これらは、波長の長さをナノメートル(nm=0.000000001メートル、1×10-9メートル)単位で表すことで分類されています。

・UVA 波長 315~399 nm、オゾン層で吸収されない
・UVB 波長 315~399 nm、オゾン層でほとんど吸収されるが一部は地表に到達する
・UVC 波長 100~279 nm、オゾン層と大気層で完全に吸収される

UVCは100%、UVBはほとんどがオゾン層で吸収されるため、結論として私たちが受ける紫外線のほとんどはUVAとなります。どちらも健康に影響を与える可能性がありますが、UVAはUVBより弱いけれどもより皮膚に浸透し、年間を通じて一定量以上存在します。

人体へのマイナスの影響ばかりではなくメリットももちろんあります。

メリット

紫外線の効果には、人間の健康に不可欠なビタミンDを生成することが含まれます。ビタミンDは、食物から摂取したカルシウムやリンの吸収を助け、骨の発育を促進します。世界保健機関(WHO)は、週に2~3回、5~15分の日光浴を推奨しています。

リスクについて

日焼けは短期間の過度な露出の兆候であり、シミやそばかすに代表される早期老化や皮膚がんは長時間の紫外線露出による副作用です。抗生物質、避妊薬、過酸化ベンゾイル製剤などの内服薬や外用薬、また一部の化粧品は、すべての肌タイプにおいて、紫外線に対する皮膚や目の感度を高める可能性があります。

紫外線にさらされると、目の保護具を使用しない場合、失明の恐れのある眼病のリスクが高まります。紫外線に過剰にさらされると、癌を含む深刻な健康問題につながる可能性があります。皮膚がんは、米国で最も一般的ながんです。皮膚がんには、基底細胞がんと扁平上皮がんという2つの種類があります。

一般的に、頭、顔、首、手、腕にできやすいのは、これらの体の部位が紫外線に最もさらされるからです。最も致命的な皮膚がんであるメラノーマのほとんどは、紫外線への暴露によって引き起こされます。皮膚がんは誰でもなる可能性がありますが、以下のような人に多く見られます。

・太陽の下で過ごす時間が長い、または日焼けをしたことがある。
・肌、髪、目の色が明るい人。
・家族に皮膚がんにかかった人がいる。
・50歳以上の方。

紫外線から身を守るには

・特に日中は日陰にいる。
・腕や足が隠れる服を着る。
・子供を守るための方法を考える。
・顔、頭、耳、首を覆うつばの広い帽子をかぶりましょう。
・UVAとUVBの両方をカットするラップアラウンドサングラスを着用する。
・UVAとUVBの両方をカットするSPF15以上の日焼け止めを使用する。
室内での日焼けを避ける。屋内での日焼けは、特に若い人にとって危険です。思春期や成人期初期に屋内での日焼けを始めた人は、メラノーマを発症するリスクが高くなります。

参考サイト

https://www.cdc.gov/nceh/features/uv-radiation-safety/index.html?utm_source=pocket_mylist